メディカルヨガ

メディカルヨガ

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メディカルヨガのホームページについて

日本の医療の中でヨガが果たせる役割を模索するため、公衆衛生、健康情報学を学んでいます。

「メディカルヨガ」という言葉は2011年、Timothy McCall M.D による「Yoga as Medicine」の日本語書籍化にあたりタイトルを意訳することから使い始めました。その後、医療従事者のストレスケアや高齢者向けヨガ、がん患者さん向けヨガなどの活動を通じ、医療に役立つヨガを目指し、メディカルヨガという表現を用いています。

ヨガというと、柔軟性の高い人が行うというイメージがあるかもしれませんが、本来は自分のありのままの心と体と向き合い、大切にすることから始まった行法です。現代のヨガはさまざまなアレンジを加えられて今に至りますが、私自身は実践を通じ、自らの心身を丁寧にケアすることがもたらす経験に注目しています

海外では、少しずつですが医療体制の中に補完療法としてのヨガが位置付けられ始めています。日本の医療体制の中でもヨガを活用していくためには、エビデンスの蓄積に加え、クリアしていかなくてはならない課題があると感じています。具体的には、ヨガでどんなことができるのか(どんなものなのか)を理解していただける機会づくり、また指導者育成をはじめとする安全な実施体制の構築です。医療とヨガのページにも書きましたが、医療従事者の方から患者さんにヨガを伝えていただくことができれば、医療従事者の方々のストレスケアも兼ねられると思っています。

いずれも一朝一夕にできることではありませんが、患者さんにも医療従事者の方々にも「ヨガが役に立った」とおっしゃっていただけるように、医療に役立つメディカルヨガの普及と実装につながる活動を続けていきたいと考えております。

ヨガの効果を理解するには、実際に行ってみることが一番です。難しいポーズは一切行わず、自分の心身とマインドフルネスに向き合い、ゆっくりと呼吸を行い、身体を休めます。体験を希望される医療従事者の方は、ぜひお気軽にお問い合わせをいただけるようですと幸いです。

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