メディカルヨガ

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病気の子をもつお母さんたちへ:ヨガというレスパイトケア

お子さんが何らかの病気を障害を抱えていたり、入院に付き添ったりしているお母さんは、程度の差こそあれ気を張り続けています。お母さんは病気ではありませんので、薬も処方してもらえませんし、心身のケア、サポートもありません。病院によってはお風呂も入れず食事すら不便せざるを得ない場合も少なくありません。
頑張れているときはいいのですが、ふと糸が切れたときの感情の爆発や無力感はかなり根深いことが多いです。
私も息子の入院に毎回つきあっているので、自分自身がつらくなり、壊れてしまうことがあるのでよくわかります。
お母さんが本当の意味でパワー切れを起こしてしまったら、子供たちは困ってしまいます。
いえ、子供たちのためというよりまずお母さん本人のために、自分をいたわれる機会をつくってほしいのです。
病気と闘っている子供たちと同じように、子供たちといっしょに頑張っているお母さんも一人の人間です。
「レスパイト」とは息抜きという意味です。走り続けていては長くは続きません。
親だからこそ自分を責めてしまうのでしょう。親だからこそ自分が頑張らないとと思ってしまうのでしょう。
弱音の吐き方がわからないのでしょう。
だからこそ、自分を責めない時間、頑張らなくていい時間、弱音を吐ける時間が必要です。
私はもともと丈夫にできており、手を抜いたり弱音を吐いたりしているので、他のお母さんよりは息抜きができていると思います。

ヨガというと柔軟性がないとと思われる方がほとんどかと思いますが、実際は柔軟性よりも「自分との対話」を中心とした穏やかな動きが多いものです。実際、運動制限のある病気の子供たちもヨガを楽しんでいます。
息をしっかりと吐き出すだけで、緊張や不安が和らいでいきます。
まずは体験する機会を持っていただき、一人でも多くのお母さんが自分を癒す手段としてヨガをひとつの選択肢としていただけたらと思います。

小児科病棟などで「お母さんのためのヨガ」体験会を希望される方は、ウェブサイトのお問い合わせフォームよりご連絡いただければと思います。

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