エンドロフィンを出す完全呼吸法
どうしてヨガの完全呼吸法は身体にいいと言われるのでしょうか。
それは、完全呼吸法による深い呼吸がエンドロフィンを出すと言われているからです。
エンドロフィンとは脳内麻薬とも呼ばれますが、脳内ホルモンの一つです。
モルヒネの6.5倍の鎮痛作用があり、脳を活性化させる働きがあります。また、血流を向上させ、免疫系の働きを活発にして、病気から身体を守ります。特にストレスを解消する働きに注目が集まっています。
このβ-エンドロフィンを分泌させることができれば、免疫力を強化し、老化を防ぎ、自己治癒力を高めることができますが、このホルモンは楽しいと感じられないと分泌されないという性質を持ちます。運動中はこのエンドロフィンが豊富に分泌され、精神活動にも好影響があり、何事にも前向きになることができると言われています。ですので、エンドロフィンは「成功ホルモン」とも言われています。
2013.12.1