メディカルヨガ

メディカルヨガ

重篤疾患、がん患者さんとヨガをつなぐ学び

3週間にわたるアメリカでの研修が終わりました。
膨大な知識を英語から日本語へ解釈し続ける日々でしたが、ここで得られた学びは単なる知識ではありませんでした。リトリートに来てくださったがん患者さんや私の理解を温かく支えてくれたワークショップのスタッフ、クラスメイト、そしてもちろんニャニー先生、YogaVilleで働く方々、滞在している方々もみな私たち家族に親切にしてくれました。
今までだったら一人で孤独に耐えながら勉強するのが当たり前だと思っていましたが、家族ができてからは特に今回のようにインテンスな研修の日々を家族の笑顔が支えてくれたことはとても大きかったです。
テクニックや理論ではなく、息子や主人の行動や態度、支えてくれた人たちの行動や態度から学んだことこそが大切な糧になりました。それほどまでに、ヨガは生活に根ざしたものなのでしょう。

特に「Do your Best, Leave the rest」
やるだけやったら、あとはなりゆきにまかせなさい、
というアドバイスには、心穏やかに物事に取り組むヒントをもらいました。

ヨガの学びはポーズや哲学を学ぶことだけではなく「ヨガを通じて」学ぶ気づきの方が大きいのではないかとすら思います。

今回の研修を消化し、還元していくには長い時間がかかりそうですが、学んだ通り、丁寧に根気づよく、日本に「補完代替療法としてのヨガ」を根付かせていきたいと思います。
それが支えてくれた人たちへの御礼になるのではないかと思います。

YogaVille の中にはトレイル(散歩道)がたくさんあります。歩く瞑想もできます。

毎日ベジタリアンミールですが、メニューにバラエティがあって飽きません。

主人は息子と朝から晩まで遊んでくれました。スケボーをしたり、野球をしたり、サッカーをしたり。

まるでキャンパスライフのミニチュアのようです。息子は英語の環境でよく楽しく頑張りました。

日本人のスワミ(先生)ダヤナンダ師は、息子のことをとても可愛がってくれました。たくさん一緒にお歌を歌いました。

主人が到着する前の一週間、息子と遊んでくれたベビーシッターさん。高い声でよく笑う彼女もNyaniの生徒さんです。彼女もまた、息子と遊ぶことを通じ何かを感じたようです。

思いきって西海岸から参加されたFさん。祈りを通じ、自分がいかにお母様や娘さんから愛されてきたことに気づいたとおっしゃっていました。お母様からいただいたネックレスや娘さんからプレゼントされた靴下をみせていただきました。

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