ルナワークスで学ばれたみなさまに期待すること:ヨガセラピストとして
ルナワークスの養成講座は資格や認定ではありません。
資格や知識の有無ではなく、一緒にヨガをした人、例えば友人だったり、家族だったり、生徒さんだったりが「楽しかった、またやりたいな!」と言ってくれたら、その人はとてもいいヨガの先生だと思うからです。
しかし縁あってご受講いただけたみなさまには、学びを通じ、次のような心がけでヨガを伝えていっていただけたらと願っています。
寄り添えるひとでありましょう
相手を変えようとせず、そっと手伝いましょう。
自らがマインドフルネスを実践しましょう。
生徒さんの話に耳を傾け、優しい眼差しで観察することから始めましょう。
自ら一歩引けるひとになりましょう。ヨガとは支援療法です。
正しいことにこだわり、「ヨガとはこうあるべき」を押し付けないようにしましょう。
できた、できない、正しい、間違っているではなく、できること探し、気持ちいいこと探しのエキスパートになりましょう。
気持ちいいですか?安心してくださいね。一緒にやってみましょう、どうですか?と話しかけましょう。
センセーションを引き出せる人に
難しいことを簡単に教える心がけをしましょう。
簡単なことを面白く教えられる工夫をしましょう。
生徒さんの安全を守りましょう
私も無理をしませんから、あなたも無理をしないで、自分が一番安心して気持ちよくいられるところを探ってくださいね、と、無理をしない大切さをしっかり伝えましょう。
教えることと学ぶことは表裏一体
生徒さんから学ぶ姿勢を持っていること
教えてあげる、ではなく、教えさせていただく、学ばせていただくことを思い出しましょう。
寛容さを育みましょう
ゆったりと呼吸をすることで、自分自身がゆったりとした大きな器になりましょう。
人々や自然からの恵みを享受できる大きな器です。
生徒さんの辛さや苦しみを解決してあげるためではなく、今のありのままの姿を肯定し、柔らかい気持ちで寄り添えるための器です。
自分の中にヨガを:まずは自分に対するマインドフルネスを
教えるためにヨガを使うのではなく、まず自分が自身とつながるためにヨガを使いましょう。
生徒さんにヨガを提供する前に、まず自分自身としっかりつながり、自分と向き合い、自分を優しく観察しましょう。
自分を責めることなく、不完全な自分を赦し、自らを慈しみましょう。
自他共に寛容になり、お互い様であることを楽しみましょう。