父のためのメディカルヨガ:見えないものを見る力
久しぶりに父と電話で話しました。
3月の結婚記念日にプレゼントを贈り、勝手に親孝行したつもりになっていましたが、しばらく話していませんでした。
4月に私が入院してしまい、父は痛い足腰を引きずりながら、保険について聞いてきてくれたそうです。病み上がりの私に「早く手続きをしなさい」と母を通じて電話で言ってくるものだから「そんなに早くできないよ、急かさないでよ」的な態度をとってしまい、なんだか気まずくなっていました。入院するたびにいつも私のことをとても心配してくれる父。それはわかっていたのだけど。。
久しぶりに父に電話をしたら、あまり元気がない。だけど、話しているうちにどんどん元気になりました。父が欲しかったのは、私からのメディカルヨガの贈り物ではなく、お父さんのことを気にかけているよ、という気持ちだったのだということに気がつきました。
Separation causes sufferings.
気持ちが離れているから苦しみが生まれる。
いつもお父さんと仲良しでいたい。仲良しだったことが、これまでの人生を豊かにしてくれた。それはこれからも。
目に見えるものではなく、見えないものを見る力。それがヨガで育むべきものだと思いました。
2016.5.14