ZOOMによるヨガアカデミー開講します(平日昼間)
カリキュラム(予定)
カテゴリ | 講座タイトル | テーマ・話題 |
社会心理学 | 評価から自由になる時間 | サチュア(真実を話す)社会的反応 |
心理生理学 | ポリヴェーガル理論 | 迷走神経, 刺激-生体-反応モデル |
心理学 | EQ心の知能指数について | EQ、EI |
自然科学 | ナラティブ(物語)の力 | 本当のことを話せるまで改善しない |
生物学 | エピジェネティクス | 環境、細胞壁 |
健康の定義 | ヨガという全体主義 | ホリスティック, 健康の定義 |
インド医学 | ヨガに活かすアーユルヴェーダ | 体質、体内時計、Zone |
精神医学 | 愛情と免疫・疾病 | 愛に関する一般的セオリー 愛着障害 |
行動変容 | 行動観察と生活改善 | 不完全主義、心のバランスシート |
バイオフィードバック | コヒーレンシー | 心拍一貫性 |
身体心理学 | ソマティックサイコロジー | バイオフィードバック |
生理学 | 免疫について | 免疫・エゴ・ホメオスタシス |
心身医学 | リラクセーションレスポンス | 4つの条件 |
神経科学 | 神経の可塑性とサンスカーラ | 神経はつなぎ直せる |
脳科学 | ヨガとエクササイズを分けるもの | 固有受容、内受容感覚 |
介護・方法論 | ユマニチュード入門 | 人として |
運動生理学 | 運動とストレスタンパク質 | 細胞間の相互作用、抗重力運動 |
発達心理学 | ヨガにおける死生観 | イマジナリー |
* 内容は予告なく変更になる場合があります。申し込みフォームでご確認ください。
【大学でヨガが学べるとしたら】
北米のいくつかの大学では、ヨガを学士・修士の正式な科目として学べる環境の構築が始まっています。
このたび、もし日本でも大学でヨガを学ぶとしたら、ここまで突っ込んで知りたい、というトピックを集めてみました。数年前より「脳と神経のヨガ」というワークショップでお伝えしてきた内容をさらに充実させたものですが、何より私自身が知りたかったことです。
近年、私自身が非常に大切だと考えるようになっていることは、科学と哲学を混同してはならない、ということです。この傾向はまだ海外でも見受けられます。ヨガに関する臨床研究のご指導をいただいている先生方から教えていただいたのは「科学者にとって科学は純然たる科学であるべきであって、そこに哲学をはめ込もうとするからおかしなことになる」という、たいへん真っ当なことでした。
【人々の暮らしに役立つような説明を】
それでも社会はヨガの効果効能にRational (合理性)を求めてきます。
なぜヨガは良いのか。
それに対し、私たちはTheory (理論) を用いてわかりやすく説明することはできます。むしろ今あるエビデンスで無理やり理論武装をするより、簡単な言葉でヨガで行なっていることを説明し、人々の暮らしに役立つような説明をしていく努力をしていくことの方が大切ではないかと考えています。これについては、もっと詳しく述べたいのですが、長くなりますので別ページにまとめました。
【ヨガの歴史・仏教との関係を自分の言葉で語れますか】
特に禅や仏教という文化を背景にもつ日本人にとって、ヨガやマインドフルネスと仏教の関係について理解を深めておくことは役に立つことだと思います。
次のような講座を予定しています。(変更になる場合があります)
古代 |
密教仏教とヨガの歴史 |
ブッダを知る |
ヨガと慈悲 |
ブッダの後のギータ |
ヨガスートラで苦しみを消す |
ゼロに戻すという魔法 + 番外編 |
ヨガの学びになぜスートラ&ギーター? |
新生ハタヨガはボディビル流行のおかげ |
ヨガとは祈ること |
ラジャヨガとハタヨガを整理 |
命に安心感を取り戻すヨガ |
【講座の大動脈】
正しいことが大切でないわけではありませんが、優しさがもたらす恩恵にもっと光をあててみたいと考えています。
【ご注意ください:認定単位ではありません】
当講座を通じセラピーとしてのヨガに興味を持たれ、ヨガセラピストとしての活動を志す方が協会にてさらなる実践力を培うことで、日本の社会に健康を支えるプロフェッショナルが多く生まれることを願ってやみません。