親になって苦しかったわけ、ヨガをすると楽になったわけ
Letting go off the expectation.
期待を手放して。
アメリカでヨガを学び始めて、私がヨガを学んで初めて学んだ言葉はこれでした。
それ以来、子供のポーズをとるときも、自分には難しいポーズができないときも、自分にも他人にも期待することをやめる、というところに戻り、なんという安寧がそこにあるのか、ということを感じていました。
子供が生まれ、私の生活は一転しました。
守らなくてはいけない大切な命。山のような家事。
二人目の子供が生まれ、お兄ちゃんになった長男への期待。「しっかりしてね」
今朝、この漫画を目にして、私の生活もいかに期待に満ちていたかということを思い知りました。
そして、毎月のように岩手から子供たちのお世話に来てくれていた母は私に一切期待することなく、ただ、心から応援してくれていたのだと思い、イライラして辛くあたってしまったときのことを申し訳なく思いました。
私も、子供にも、主人にも、母にも、そして自分にも期待しすぎていました。その度に、失望を繰り返しては、なんでこんなに辛いんだろう、と思っていました。疲れていたことももちろんありました。
でも、自分の期待が自分を苦しめていたのだと思います。
子育て期にヨガをすると楽になるのは、つかの間でも、期待をすることをやめ、まず自分を応援する、応援というほどチアフルなものではありませんが、気持ちを落ち着かせて、大丈夫、自分!というところまで自分を戻してくれるからではないかと思います。さらに、ヨガの最後にはゆっくり休むので疲れも取れます。
子育て中、なんだか自分が苦しいと思っている方、ぜひこの漫画を読んでみてください。
もっと早く知りたかったような気がする親の悟り。
だけどいろんなことがあって、今が出会うときだったのかもしれないという気もします。
期待したくなったら、応援モードで行こう。そう思った秋でした。