リストラティブヨガの壮大な宿題
リストラティブヨガをジュディス先生に習いにいくたびに、いつも同じ宿題を出されます。
リストラティブヨガを人に教える以上、次の宿題をちゃんとしてください、と言われます。
(1) 一日20分は、リストラティブヨガで自分を大切にすること
(2) 週に2時間、自分のためのリストラティブヨガのクラスをすること。
(3) 一年のうち2週間、スケジュール帳を白紙にして過ごしなさい。
先生はおっしゃいます。20分を「3分ではだめですか?」といっているようでは、まだまだ時間の奴隷である証拠です。しっかり休めば、20分でも足りないと感じるようになるはずなのです。
人は自分のこころとからだをしっかり満足させることを学ぶべきだ、ということです。
特に困難なのは(3)です。予定を入れてしまっています、と言うとジュディス先生は「先方にお願いしてキャンセルすればいいでしょう」とおっしゃいます。なので、試しに思いきって白紙の10日間をつくってみました。やってみると、とても素敵な時間が生まれるのです。何もしてはいけない、ということではありません。あらかじめ予定を入れておかない、という経験をしてみるということなのです。
息子と新しい遊びを考えたり、窓ふきをしたり、新しい料理に挑戦する気持ちの余裕が生まれたり。
余裕をつくる余裕がないのが私たち現代人の病かもしれません。
というわけで、今年もしっかり宿題に励みたいと思います。
2014年3月7日から一週間、スケジュール帳を白紙にし、息子と山奥でのんびりします。メールやお電話でのお返事が遅れます。ご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。
しっかりリフレッシュの後は、3月後半から4月上旬にかけて「がんと慢性病患者さんのためのヨガ」の学びを深めてきます。こちらもアメリカのシャーロッツビルの山奥です。私が乳がんのためのヨガの勉強を始めるきっかけとなったJnani Chapman先生に直接教えをいただける機会に恵まれました。
以上、春休みのお知らせとなります。