ダイバーシティという視点:みんな正しいんです
ヨガの思想の大元にあるWholeness の視点に「ダイバーシティ」は欠かせませんが、
大学時代の友人でビジネス心理コンサルティング株式会社の梶浦正さんのコラムに、ヒントがあるような気がしました。
ご本人の許可を得て、下記ご紹介させていただきます。
DLA(http://dla.or.jp/)理事長の金杉さんは、「ダイバーシティの本質は等価であることである」とおっしゃっています。
「等価」というのは、全く同じという意味ではなく、違いがあることを認めたうえで、相手のことを尊重し、相手も自分も等しく価値のある存在である、ということを認めあう、ということではないかと思います。差別、ハラスメント、多様性を受容できない背景には
「私が正しい」
という固定観念があります。無意識のうちに、「私が正しい」「あなたが間違っている」と分類し、「間違っている相手」に対し
① 批判批判し、攻撃し、変えようとするのか
② 間違っている相手を「受け入れてやる」のか
この2つの選択肢をとってしまうのが、人間としては仕方のない本能なのかもしれません。この②、
「正しい私が、間違っている相手を受け入れてやる」
ことを、ダイバーシティ(多様性の受容)と勘違いしている方も多いのではないでしょうか?
見下ろして受け入れてやる、多数派が少数派を受け入れてやる、というのは、ダイバーシティではありません。人間関係でいえば、「間違っている」の、『間』がいらないんですよね。
「違っているだけ」
「私と、あなたは、違っているだけ。私もあなたも価値のある大切な存在」
と考えることができて、初めて、ダイバーシティ(多様性の受容)なのではないかと思います。お互いを等価とみなし、尊重しあえる組織を創ることができたら、『業績が向上しないわけがない』のです。
会社から必要とされ、上司から期待され、同僚から信頼され、お客様からも必要とされる。
承認欲求が満たされ、自然とモチベーションはあがっていきます。逆に今、
「自分は、会社の使い捨てのコマに過ぎない」
「上司は、自分のことなんかわかってくれていない。観てもくれていない」
「同僚と心を開いて話すことも少なくなってしまった」
「ノルマが厳しく、お客様にも迷惑をかけてしまっている。でも、顧客を刈り取るくらいの気持ちでなければ、到底やっていけない」
こんな状態だからこそ、モチベーションが低くなり、業績も低迷し、業務事故・コンプライアンス違反が絶えなくなるのです。これらの課題を解決することこそが、DLAが推進しようとしている「ダイバーシティ2.0」の目的であり、効果であると思うのです。
【結論】
『正しいダイバーシティ2.0を推進することにより、業績も向上し、会社が発展し、社員も家族もお客様もみんなが笑顔に幸せになれる!』興味を感じていただけた方はぜひ!お問い合わせください!
ともに、日本全体に「夢と誇りとやりがい」を取り戻しましょう!
梶浦さんの会社、ビジネス心理コンサルティング株式会社はこちらです。
http://www.business-shinri.com