ヨガの先生トライアスロンに挑戦する(第一子 Story ) – 5
《ウォームアップでケガを防ぐヨガ》
トレーニングの本はたくさんありますので、こちらではトライアスロンのトレーニングについては割愛します。従来のトレーニングに置き換えてみるのではなく、むしろプラスしてやってみてほしいのです。
《太陽礼拝はウォームアップに必要なすべてをカバーできる》
非常に短時間で、ゾーンといわれる心拍数にもっていくことができるばかりかトライアスロンに使われる筋肉をまんべんなくウォーミングアップできるのです。
息を吸って、両手を天井に伸ばし、吐きながら前屈する動き。広背筋を伸ばし、両手を大きく横に広げることによって肩甲骨の動きもよくします。
足を前後に開き、前の膝を曲げ、後ろの踵を上げて、息を吐きながら腿の裏からふくらはぎにかけてストレッチする動き。股関節の可動域も広げます。
さらに、両手を上げることによって、わき腹の筋肉をストレッチする動き。
犬のポーズでは頭を心臓より下げ、全身の血流をよくします。また、骨盤の位置を正しいところに戻してくれます。
《ヨガがご褒美になる瞬間》
トライアスロンやスキーなど、他のスポーツをするのが楽しいのは、ヨガがご褒美になるからです。もちろんヨガは好きですが、ヨガだけをするのではなく他のことをして、ヨガをすると、ヨガの気持ちよさがもっとよく味わえるような気がします。
《クールダウンで効率的な疲労回復》
リストラティブヨガがスポーツにもたらしてくれるもの。たいがいのスポーツは、自分を追い立て、努力をし、パフォーマンスの向上に努める行為です。しかし、これからのクロストレーニングは Power X Power から Power x リラックスの時代ではないかと思うのです。
ヨガの先生トライアスロンに挑戦する(第一子 Story ) – あとがきに続く
2017.5.16