メディカルヨガ

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地獄を天国に変えなければ生きていけない

ヨガの興りは苦しみからの解脱を願う修行でした。
どの時代にも、時代それぞれの苦しみがあるはずです。
もっと広くとらえれば、苦しみの定義は人それぞれ。

命をいただくということは、その命を何があっても守り抜くということだと思います。
苦しみや試練のない人生はないから、それに負けない抵抗力を養うこと。
もっと優しくいえば、母親が子供に、生き抜いて(サバイバル)してほしい、という気持ちでしょう。それは、本能と思います。

自分を傷つけたり、人を傷つけたりすることなく(アヒンサーというヨガの教え:非暴力)いろいろあったとしてもどうか強く生き抜いてほしい、とのぞまない親はいないでしょう。

親になって思うのは、自分の両親も自分にそんな願いを託したのだろう、ということです。
Facebookやブログにはいいことしか書けませんが、我が家にも地獄はあります。
その地獄を、天国とはいわずとも、生きていく力に変えていく力がヨガにはあると思います。
私もまだ修行が足らず、地獄を天国に変えることはできませんが、命をいただいた限り、死ぬことはいけません、ということをヨガを通じて伝えていけたらと思います。命をつなぐ、呼吸を強くすること、それがヨガです。

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