メディカルヨガ

メディカルヨガ

泣きつかれた赤ちゃんは

赤ちゃんは助けを求め全身で泣くことができる。まわりに誰もおらず、泣いても誰も来てくれなければ、泣きつかれて眠り、やがて目を覚ませばまたにっこり笑うだろう。
笑った赤ちゃんには誰かが手を差し伸べてくれる。そしてこの世は生きるに値するところだ、と感じるのだ。

でも、今の世の中は泣き叫ぶ赤ちゃんは「うるさい」と言われ、放置され、泣けば泣くほど虐待される。そして赤ちゃんは、自分のことを助けてくれる人は誰もいないことを知る。

ヨガの練習は、助けてはもらえない自分を知り、助けてもらえる謙虚さを思い出し、自分で自分を助けられる自信をつけていくものかもしれない。

結婚の約束というものは、何かあったら私があなたを助けるからね、ということであり、もはや助けられない、と匙を投げたときに破綻するのだろう。

息子には、素直に助けてといえる子になってほしい。助けて、といっている子がいたら手を差し伸べてあげられる強さを持ったひとになってほしい。笑える力をもって、助けてもらってほしい。

メディカルヨガ
Copyright © Medical Yoga
トップへ戻るボタン