メディカルヨガ

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「あるのだ! 有るのだ! 在りつづけるのだ」という言霊(ことだま)

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(引用)
この「ア~」(ā)という発声、じつは、それじたいがマントラなのです。「あるのだ! 有るのだ! 在りつづけるのだ」という言霊(ことだま)を響かせた。 身体のいちばん深いところから生じる音と考えられているaは、日本語の「在る」の「あ」と同じ。つまり、aの言霊は「存ること」。このaに、やはり「存在」をあらわす音であるsを添えてasとすると、「在る、~である」というニュアンスの語根になります。
そして、このaを長母音のāにすると――。 「あ」は一瞬だけど、「あー」には時間が感じとれます。前回述べたとおり、āは時間の経過(さらに空間の拡大)をあらわしているのです。このāを語根化したのがās(在りつづける)。これを名詞化したのがアーサナ(āsana)。「座(おわ)しますこと」が原意で、座席、椅子、神仏像の台座、そして、ヨーガのポーズなどを指す語になります。 そうした深い意味に彩られたアーサナですから、ヨーガのポーズをするときも、その「在りかた」に心する(瞑想する)ことが肝要。

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