ヨガという福利厚生:慈恵会病院のケース
東京慈恵会医科大学附属第三病院では、2007年6月からヨガを職員の福利厚生に導入しています。事務部管理課の課長・今関美津男さんは導入のいきさつをこう説明してくださいました。「私どもには520~530人の看護師がおりますが、一年に100人ほどが辞めて行きます。事情はさまざまですが、『忙しすぎて心が疲れ果ててしまう』という、メンタルなものも非常に大きい。せっかくキャリアを積んできて辞めてしまうのは、本人にも病院にも大きな損失です」心のケアのための相談室もあるが、なかなか気軽に訪ねにくい。しかしヨガ教室ならば“美容のため”“運動不足解消のため”など、明るくおおっぴらに行きやすいと考えた。「忙しい中で時間を作るのは容易でないとは言いながら、毎回レッスンには7~15人が顔を出しています。男女問わず、看護師だけでなく、医者も参加していますよ」
詳しくは 雑誌 Yogini 2008年 6月号 36ページ「ハードな職場のストレスを解き放つ、みんなお待ちかねの一時間」をご覧下さい。
2013.12.1